親子留学目線で”どこ”に住む?ーシンガポールでの住まい探し
こんにちは!Study Momです。
今回は、シンガポールでの住居を決める際の”学校と自宅の距離”について、親子留学経験者のリアルな声をもとにまとめました。
【結論!親子留学の場合は、学校に近い場所がおすすめ】
親子留学でインター校に通学する場合、SSSは学校の近くに住むことをおすすめします。シンガポールの国土は狭く、学校とかなり離れた場所から通ってもスクールバスで約1時間、または車で約40分以内で通学が可能です。ご家族の方の勤務先のご都合で、学校から離れた場所に住む方も多いのですが、もし親子留学でシンガポールに在住される場合は、少なくとも最初に引っ越しをする際は学校にアクセスしやすいエリアに住むことをおすすめします。
では早速、その理由をご紹介しましょう。
【理由その1:親子の心身の負担が少ない】
・慣れない気候で疲労しやすい
シンガポールの気候は日本と比べると湿度が高く、身体が慣れるまでに数ヶ月かかる場合もあります。親子留学の場合は、新生活の緊張感もあり、自分でも気づかずに心身が疲労します。日々のお子様の通学や送迎は、できるだけ心身の負担が少ない方が、親子共に充実した留学生活を送れるのではないでしょうか。
・スクールバスは時間がかかる場合がある
ほとんどのインター校は、生徒の自宅(コンドミニアム)まで送迎するスクールバスを提供(料金は学費とは別)しています。小さなお子様が通学する場合にも大変便利ですし安心ですが、実は住まいの場所によっては、学校までかなり遠回りのルートになる場合があります。その結果、お子様のバスの乗車時間が長くなるため、ピックアップ時間が早く設定されてしまい朝の支度に追われたり、下校時も長時間のバスの乗車により疲労が大きくなるケースがあります。そのため、スクールバスを利用する場合も、学校との距離が近い方が体力の消耗も少なく安心なのではないでしょうか。
親子留学の場合は、少なくとも初年度は、新生活に適応するための負担を考えて、通学距離が短い場所に住むことをおすすめします。
【理由その2:放課後のアクティビティを存分に楽しめる】
シンガポールのインター校では、放課後のアクティビティの種類が豊富な学校が多く、年間を通して様々な経験ができるのも魅力の一つです。
ただし、学校が提供しているスクールバスの運行が、放課後のアクティビティの終了時間に対応していない場合があります。学校見学や入学説明を受ける際に、アクティビティ終了時間にもスクールバスが提供されているか否かについて確認することをおすすめします。
もしアクティビティの終了時間がスクールバスの運行時間外の場合は、お子様が幼稚園生や小学生でしたら、保護者が学校へ迎えに出向く必要があります。
その際は公共交通機関またはタクシーを利用しての送迎となり、それが毎週ともなると、引っ越してきたばかりの頃などは保護者にとっても体力的に負担となる可能性があります。
お子様の学校生活を中心に住まいを検討できるのが親子留学ならではのメリットです。
住まいを検討する際は、学校生活と通学に関係する事項で気になる点は積極的に学校側に確認することをおすすめします。
【理由その3:保護者対象のイベントやアクティビティに参加しやすい】
インター校では、発表会や、授業参観、面談、学校のイベントなどで保護者が学校へ出向く機会が少なくありません。また、学校によっては、保護者向けのアクティビティや、交流できるラウンジなどのスペースが設置されていることも多く、親も新しい経験や出会いが得られる機会があります。
学校のイベントに参加すると、顔見知りも増えて情報収集もできますし、英語を使う機会も多くなり英語力が上達する等、嬉しいことがたくさんあります。
最初は緊張するかもしれませんが、ご自身にとっても世界が広がるチャンスです!
ただし、大抵の場合保護者はスクールバスを利用できないため、保護者はその都度自力で学校へ向かわなければなりません。学校にアクセスしやすい場所に住むことで、保護者自身が気軽に学校へ行きやすくなり、学校への心の距離も縮まります。
せっかくシンガポールに親子で住み、学校生活を送るのですから、保護者自身もスクールライフを楽しめると、充実した留学生活となるのではないでしょうか。
【気をつけたいポイント】
・日用品の調達スポットへの利便性
日用品の調達は、オンラインですることも多く、必ずしも徒歩圏内にスーパーマーケット等がある必要はありませんが、近くにお店があれば助かります。
・充実した設備が本当に必要かを考える
シンガポールのコンドミニアムは設備が充実しており、プールやBBQ設備、ジムやテニスコートが完備されている場合が多く、見学にいくとその設備の豪華さに目移りすることもあります。ただし、どんなに設備が魅力的でも学校からあまりに遠い等、アクセスが悪い場所にある場合は、”何のためにシンガポールに来ているのか”という気持ちに立ち返り、いま自分が実現したいシンガポールでの生活に添った住まい選びをすることが大切です。
・バス停、MRTの駅までのアクセス
シンガポールの公共交通機関は、島内に様々なルートが張り巡らされており大変充実しています。もちろんタクシーを利用する機会も多く、タクシーの料金も日本と比較すると安く利用しやすいのですが、タクシーのデメリットは、雨の日や通勤時間帯になると、極端に車がつかまりにくくなり、料金も高くなる点です。そのため、いざという時には公共交通機関を利用できるように、公共交通機関へのアクセスを加味して住まいを検討することをおすすめします。
バス停やMRT駅までが離れていても、コンドミニアムが主要な公共交通機関の駅までシャトルバスを提供している場合も多く、そういったサービスの内容についても、見学の際に必ず確認することが大切です。
【大切なのは、、、】
・考慮すべきポイントは変化する
当然ながら、住まいの場所や設備は ”その時” 次第で考慮すべきポイントが変わります。
力を注ぐ習い事がある場合や、お子様が高学年で放課後に塾に通う場合は、それらへアクセスしやすい場所である点を考慮する必要があります。
・大切なのは、、
親子留学での住まい探しのポイントは、何が自分達の学校生活(留学)にとって大切かを最優先にして検討することではないでしょうか。
前述しましたが、お子様の学習状況や年齢等によって、住まいの考慮ポイントは変化します。
まずは、”いま”必要なポイントに目を向けて、住まいを探すことをおすすめします。
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いかがでしたでしょうか。今回は、親子留学目線でのシンガポールで”どこに住む?”についてご紹介しました。
SSSでは、シンガポール留学時の住宅探しのアドバイスを含め、留学前や留学後の生活をサポートするサービスも提供しています。
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それではまた、次回の「ブログ_This is Singapore Life!」をお楽しみに!
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